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【読書感想文】大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~(著者:田中 修治)★★★☆☆

【この本から得たこと】

 「自信がない」と言い訳する前にまずは行動

 

【得たことを活かすための次の行動】

 ① ドリンクを買うときは毎回違うものを飲む。

 ② 手に入れたいもの・能力・経験を書き出す。

 ③ 人に期待せず、冷静に判断する。

 

【感想後記と補足説明】

 人生計画を見直すにあたり、少し毛色の違う幸福論・人生論が得られそうだったので、本書を読むことに。

 ただ、読んでみると、ところどころ承服しかねる部分があった。

 

 特にひっかかったのは「お金論」のところ。

 出だし「お金はただの紙きれ」と始まるのだが、結びが「交換ツールとして手に入れるべき」としている。

 言わんとしていることはわかるが、「交換ツール」として使えるのは、皆が価値があると信じるからでは?

 

 一方、もちろん非常に感銘を受けたところもたくさんあった。

 例えば、「人生を変えていきたいならチャレンジが必要。なら、まずは毎日違うドリンクを飲め」という部分。

 「そんなリスクも取れないなら、人生に関わるリスクが取れるはずない」という考え方は面白い。

 さっそく明日から、飲み物買うときは初めてのものを選んで、どっか行くなら初めての道を選ぼうと思う。

 まあ、会社員なら申請している通勤ルートからあまり外れると労災認定されないので、オススメできないが。

 

 「夢がない」人に贈る言葉の部分も、我が身に振り返って、心に残った。

 「できるようになりたいこと」「手に入れたいもの」を書き出して、目先はそれに向かってみようと思う。

 可能性に溢れた若い人というわけでもないが、何もないよりは良いだろう。

 

 あと、「人に期待しない」というのも印象深い。

 一般常識なら逆のような気がするが、確かに勝手に期待して勝手に失望する、というのも非生産的だ。

 「他人は他人、自分は自分」で、冷静にドライに判断していきたい。