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【読書感想文】モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書(著者:尾原 和啓)★★★☆☆

【この本から得たこと】

 自分の「好き」を「生きがい」に育てていく

 

【得たことを活かすための次の行動】

 ① エムグラム診断で自分の性格を客観視する。

 ② 偏愛マップを作成し、自分の「好き」を見つめなおす。

 ③ 最新のAIを調べてみる。

 

【感想後記と補足説明】

 「稼ぐために働きたくない」の一言に惹かれて、本書を読むことにした。

 ただ、読み終えた率直な感想としては、何故だか素直に飲み込むことができなかった。

 たぶん、私の中にこの本の内容を取り込み、共鳴させられる素地がないのだろう。

 あるいは、私の中身が「乾けない世代」ではなく、「乾いている世代」に近いのだろうか。

 

 本書は今の30代以下を、初めから色々揃っている「乾けない世代」とし、彼らに向けて書かれている。

(初版発行2017年なので、だいたい1978年以降生まれか)

 なので、これから働くというよりは、すでに働いている若い世代がメインターゲット。

 “働きたくない”より“稼ぐために”をどうにかしたい人のほうが刺さるだろう。

 「好き」を「生きがい」に変えて、働くことにつなげ、“ただ稼ぐ”ではない働き方に重点が置かれている。

 そのため、今いる組織をより強化する方法に、まるまる1章割かれている。

 そう考えると、私の重点が“働きたくない”だったから素直に読めなかったのかもしれない。

 

 その中でも、個人的に感じ入ったのは「自立とは依存先を増やす」という部分。

 このあたりは以前読んだ『人生攻略ロードマップ』にも似たような内容があった。

 やはり何か一つに依存しないよう、いろいろな準備を進めていきたい。

 それに向けて、まずは自分の性格と偏愛を見つめなおし、自分の提供できる価値を探す必要がある。

 

 あと、そこまで深くは触れていなかったが、途中で出てきたAIの話にもかなり興味が湧いた。

 今後、そっち方面ももっと深堀していきたい。