【この本から得たこと】
自分の「好き」を「生きがい」に育てていく
【得たことを活かすための次の行動】
① エムグラム診断で自分の性格を客観視する。
② 偏愛マップを作成し、自分の「好き」を見つめなおす。
③ 最新のAIを調べてみる。
【感想後記と補足説明】
「稼ぐために働きたくない」の一言に惹かれて、本書を読むことにした。
ただ、読み終えた率直な感想としては、何故だか素直に飲み込むことができなかった。
たぶん、私の中にこの本の内容を取り込み、共鳴させられる素地がないのだろう。
あるいは、私の中身が「乾けない世代」ではなく、「乾いている世代」に近いのだろうか。
本書は今の30代以下を、初めから色々揃っている「乾けない世代」とし、彼らに向けて書かれている。
(初版発行2017年なので、だいたい1978年以降生まれか)
なので、これから働くというよりは、すでに働いている若い世代がメインターゲット。
“働きたくない”より“稼ぐために”をどうにかしたい人のほうが刺さるだろう。
「好き」を「生きがい」に変えて、働くことにつなげ、“ただ稼ぐ”ではない働き方に重点が置かれている。
そのため、今いる組織をより強化する方法に、まるまる1章割かれている。
そう考えると、私の重点が“働きたくない”だったから素直に読めなかったのかもしれない。
その中でも、個人的に感じ入ったのは「自立とは依存先を増やす」という部分。
このあたりは以前読んだ『人生攻略ロードマップ』にも似たような内容があった。
やはり何か一つに依存しないよう、いろいろな準備を進めていきたい。
それに向けて、まずは自分の性格と偏愛を見つめなおし、自分の提供できる価値を探す必要がある。
あと、そこまで深くは触れていなかったが、途中で出てきたAIの話にもかなり興味が湧いた。
今後、そっち方面ももっと深堀していきたい。