【この本から得たこと】
「真の目的」に遡り、そこから手段に展開
【得たことを活かすための次の行動】
① やる前にまず「なぜやるか?」を考える。
② 考えの整理は、5W1Hを埋める。
③ 「What」以外の4Wで逆を考える。
【感想後記と補足説明】
いろんな本でいろんな思考法・フレームワークを学んだが、逆にややこしくなってきた。
いったんシンプルな思考法を学びなおしたい。
そこで、Kindle Unlimitedの中から、“シンプル”に惹かれてこの本を読むことにした。
読んでみると、確かに複雑なフレームワークはなく、5W1Hを活用することに特化している。
また、最も大切にしているのは、目先の目的に当たる前に『真の目的』に遡ること。
言われたことをそのままやるのではなく、立ち止まって目線を上げ、「なぜやるか?」を考える。
そのほうが対処療法的にならず、クリティカルな解決に辿り着きやすいし、納得感も得られそうだ。
その『真の目的』から考えを整理したり、展開したいするのに、5W1Hを有効活用している。
基本的には、抜け漏れなく整理するために5W1Hを使うのだが、その使い方も大事。
例えば、“When”でも、単に“いつ”ではない。
“いつから”“いつまで”“どのスケジュールで”“どのタイミングで”といろいろな意味合いで使う。
その使い方こそが、本書を読んで一番ためになった。
特に、アイデア出しをしたいときに「What」以外の4Wを逆に振ってみるというのは、試したくなった。