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【読書感想文】シンプルに結果を出す人の 5W1H思考(著者:渡邉 光太郎)★★★★☆

 【この本から得たこと】

 「真の目的」に遡り、そこから手段に展開

 

【得たことを活かすための次の行動】

 ① やる前にまず「なぜやるか?」を考える。

 ② 考えの整理は、5W1Hを埋める。

 ③ 「What」以外の4Wで逆を考える。

 

【感想後記と補足説明】

 いろんな本でいろんな思考法・フレームワークを学んだが、逆にややこしくなってきた。

 いったんシンプルな思考法を学びなおしたい。

 そこで、Kindle Unlimitedの中から、“シンプル”に惹かれてこの本を読むことにした。

 

シンプルに結果を出す人の 5W1H思考
 

 

 読んでみると、確かに複雑なフレームワークはなく、5W1Hを活用することに特化している。

 また、最も大切にしているのは、目先の目的に当たる前に『真の目的』に遡ること。

 言われたことをそのままやるのではなく、立ち止まって目線を上げ、「なぜやるか?」を考える。

 そのほうが対処療法的にならず、クリティカルな解決に辿り着きやすいし、納得感も得られそうだ。

 

 その『真の目的』から考えを整理したり、展開したいするのに、5W1Hを有効活用している。

 基本的には、抜け漏れなく整理するために5W1Hを使うのだが、その使い方も大事。

 例えば、“When”でも、単に“いつ”ではない。

 “いつから”“いつまで”“どのスケジュールで”“どのタイミングで”といろいろな意味合いで使う。

 その使い方こそが、本書を読んで一番ためになった。

 特に、アイデア出しをしたいときに「What」以外の4Wを逆に振ってみるというのは、試したくなった。