【この本から得たこと】
外部情報に基づいて予測し、死亡前死因分析
【得たことを活かすための次の行動】
① 計画は外部情報に基づくアプローチで行う。
② 実行前に死亡前死因分析で計画をチェック。
③ 埋没費用は無視し、未来の損益で判断する。
【感想後記と補足説明】
『ファスト&スロー(上)』に引き続き『ファスト&スロー(下)』。
まだまだ面白さ継続中。
第3部のテーマは「自信過剰」。
自信過剰な専門家のほうが重宝されるのは、心当たりがありすぎる。
そのうち、何%かが大正解を叩き出し、自信過剰が助長していくことになるわけだ。
とはいえ、本当に超常的に当てられる人がいないということも証明できないので、歯止めをかけるすべはないな。
「楽天的な殉教者」も皮肉がききすぎている。
過剰にリスクを取るということは、劇的にリターンを得る可能性もある。
そうやって時代を進める超成功者が経済にとっては必要なんだろうな。
見えないところで死屍累々かもしれないが。
まあ、他人事なら何とでも言えるが、結局、自分も同じわけで、そうなると対策する必要があるな。
まずは、外部情報に基づくアプローチによる予測法。
幸い、けっこうしっかりと対処法が乗っているので、「見たものがすべて」にどうにか抵抗しなければ。
昔どっかで「知らないものはないのと一緒」って言葉を聞いたが、まさにこれだな。
ただ、現実的な予測を立てたとして、自分だけの計画ならいいけど、もし関係者がいるなら要注意。
予算もスケジュールも、あればあるだけ食いつぶすのは世の常。
パーキンソンの法則だったっけか?
余裕は絶対に誰にも知られないように気を付けないとな。
そして、最も感銘を受けた「死亡前死因分析」。
前にもあったが、やっぱりこれが一番効果がありそうだ。
人生における重大な計画については、「死亡前死因分析」でチェックすることに決めておこう。
あとは、ちょくちょく出てくる埋没費用の話。
あくまでも判断するときは、未来の損益にだけ目を向けて、過去は無視するようにしないとな。
第4部で取り上げるらしいから、今から次も楽しみなんだが。
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『ファスト&スロー(上)』の感想はこちら。
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