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【読書感想文】眠れなくなるほど面白い 図解 統計学の話(著者:小宮山 博仁)★★★★☆

【この本から得たこと】

 データは整理し、分析し、解釈することが重要

 

【得たことを活かすための次の行動】

 ① ベイズ統計学を深堀する。

 ② 推測統計学を深堀する。

 ③ 統計を見るときは手法からチェックする。

 

【感想後記と補足説明】

 前回『ファスト&スロー』を読み、統計学に興味が湧いてきたので、入門書を探すことに。

 ちょうど Kindle Unlimited によさげなものがあったので早速読むことにした。

 

 

 読んでみると、図解だけあって非常に分かりやすく、入門としては最適

 

 統計学は大別して「記述統計学」「推測統計学」「ベイズ統計学」の3種類。

 「記述統計学」は実際に標本すべてを調査する方法。

 「推測統計学」は母集団から一部の標本を取り出して全体を推測する方法。

 「ベイズ統計学」は標本を細かく分析せずに目的を導き出す方法。

 それぞれについて、さらっと説明されている感じだ。

 

 その中で、読んでみて一番気になったのは「ベイズ統計学」。

 この部分、他の2つよりも説明がかなり薄かったので、ここは深堀していきたい。 

 AIとかギャンブルとか、気になるキーワードが散りばめられてて、追いかけずにはいられない。

 「標本すら必ずしも必要としない」とか、全く未知すぎて面白そうでしかない。

 

 そして、もう1つ気になったのは「推測統計学」の中の標本に関する部分。

 昔から、妥当な標本数とか、無作為抽出のやり方とか、めちゃくちゃ気になってた。

 人が何かの目的を持って抽出してるのに、真の“無作為”なんてホントにあるんかね。

 

 まあ、そもそも『ファスト&スロー』の話から行けば、質問の仕方で結果の操作ぐらいできるんだが。

 そう考えると、統計を見るときは、標本数、抽出方法だけでなく、質問自体から確認しないと。

 それっぽい結果だけを見て、そのまま鵜呑みにしちゃいかんよな。

  


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 ここまでの『ファスト&スロー』の感想はこちら。 

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(これまで紹介してきた本は読書感想文カテゴリーからどうぞ)