【この本から得たこと】
“甘味の王様”の地位は、時代の変化の縮図
【得たことからつながる3つの行動】
① より古い甘味の歴史を学ぶ。
② 現在の甘味料の種類を調べる。
③ 未来の世界商品を予想する。
【感想後記と補足説明】
何を参考にしたのか分からないが、Kindle Unlimited に「砂糖の世界史」をオススメされた。
まあ、ここ最近、ずーっと甘いものを食べてるので、歴史に当たるのも良いだろ。
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この本、文体はすごく読みやすいなぁ。
さすが“ジュニア”を冠するレーベルだけある。
歴史がめちゃくちゃ苦手なのもあって、内容も非常に興味深い。
強いて言うなら時系列が若干バラバラなのが気になるが、そのぐらいか。
かつて砂糖が高価でステータスシンボルだった時代から、必需品となり、そして現代の悪者までを通貫。
宗教の時代においては、目新しいものは何でも薬として扱ってたんだな。
確かに砂糖のあの甘さには、神秘性とか魔力みたいなものがあると思ってもおかしくない。
“白”にもなんか宗教的な意味がありそうだしなぁ。
そういう視点だと、それ以前の甘味の歴史も気になる。
あくまで本書は砂糖の歴史なので、いにしえの甘味を学んでみるか。
そして、必需品の立場を経て、今は悪者になりつつあるが、実際問題どうなんだろ。
いろいろ話は聞くけど、しっかりとまとめたことはないな。
科学の時代になって甘味料の種類も増えたので、今の砂糖も含めて調べてみても面白い。
もしかしたら、これからの食生活に直結するような知識が得られるかもな。
あと、本書では砂糖の“世界商品”としての役割から、世界の歴史を眺めてるんだけど、これが面白かった。
歴史にそもそも疎いので、切り口としてモノの流れを通してみるのはありだな。
コーヒーや茶、チョコレートみたいな世界商品も、それぞれに歴史あり。
こうなってくると、現在、そして、未来の世界商品が凄い気になる。
投資的な目線含め、ちょっと予想してみようか。
何か始めるとか誰に言うとかでなくても、考えるだけで楽しそうだ。
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前回紹介した『方言の日本地図-ことばの旅』はこちら。
nameless-bookshelf.hatenablog.com
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