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【読書感想文】砂糖の世界史(著者:川北 稔)★★★★☆

【この本から得たこと】

 “甘味の王様”の地位は、時代の変化の縮図

 

【得たことからつながる3つの行動】

 ① より古い甘味の歴史を学ぶ。

 ② 現在の甘味料の種類を調べる。

 ③ 未来の世界商品を予想する。

 

【感想後記と補足説明】

 何を参考にしたのか分からないが、Kindle Unlimited「砂糖の世界史」をオススメされた。

 まあ、ここ最近、ずーっと甘いものを食べてるので、歴史に当たるのも良いだろ。

 読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!)

 

 

 この本、文体はすごく読みやすいなぁ。

 さすが“ジュニア”を冠するレーベルだけある。 

 歴史がめちゃくちゃ苦手なのもあって、内容も非常に興味深い

 強いて言うなら時系列が若干バラバラなのが気になるが、そのぐらいか。

 

 かつて砂糖が高価でステータスシンボルだった時代から、必需品となり、そして現代の悪者までを通貫

 宗教の時代においては、目新しいものは何でも薬として扱ってたんだな。

 確かに砂糖のあの甘さには、神秘性とか魔力みたいなものがあると思ってもおかしくない。

 “白”にもなんか宗教的な意味がありそうだしなぁ。

 そういう視点だと、それ以前の甘味の歴史も気になる。

 あくまで本書は砂糖の歴史なので、いにしえの甘味を学んでみるか。

 

 そして、必需品の立場を経て、今は悪者になりつつあるが、実際問題どうなんだろ。

 いろいろ話は聞くけど、しっかりとまとめたことはないな。

 科学の時代になって甘味料の種類も増えたので、今の砂糖も含めて調べてみても面白い

 もしかしたら、これからの食生活に直結するような知識が得られるかもな。

 

 あと、本書では砂糖の“世界商品”としての役割から、世界の歴史を眺めてるんだけど、これが面白かった。

 歴史にそもそも疎いので、切り口としてモノの流れを通してみるのはありだな。

 コーヒーや茶、チョコレートみたいな世界商品も、それぞれに歴史あり。

 こうなってくると、現在、そして、未来の世界商品が凄い気になる。

 投資的な目線含め、ちょっと予想してみようか。

 何か始めるとか誰に言うとかでなくても、考えるだけで楽しそうだ。

 

 

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 前回紹介した『方言の日本地図-ことばの旅』はこちら。

nameless-bookshelf.hatenablog.com

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