【この本から得たこと】
批判的な目線で問いかけ、「当たり前」に挑む
【得たことからつながる3つの行動】
① 批判的な読書を心掛ける。
② 物事を関係論的に捉え直す。
③ 問題に対してメタを問う問いを立てる。
【感想後記と補足説明】
この前に読んだ本がけっこう重かったので、読書熱が若干下がり気味。
特に読みたいものもなかったので、Kindle Unlimited のオススメに素直に従ってみた。
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ほうほう・・・ほう?
なんだろう、端的に言うと、この著者の方と相性が悪いかもしれない。
テクニカルな部分はまだしも、説明で使ってる例とかから感じる著者の思想が相容れないな。
ただ、本書は批判的読書を推奨しているので、そこまで狙っているなら、まんまと著者の思う壺。
今後も鵜呑みにしない態度で、前提を探って、論理を負いながら読書を進めようと思う。
また、関係論的なものの見方の辺りはかなり機知に富んでいて、考え方には非常に納得。
実体論にも良いところはあるのでそこは活かしつつ、関係論的な捉え方も組み合わせていきたい。
対象となる事柄を「〇〇化」に言い換えるというやり方も、具体的でわかりやすいな。
加えて、問題をメタ的に捉えるというあたりも、強く共感できた。
“問題”としてそれっぽく目の前に現れても、本当に問題なのかどうかは自分でしっかり確認しないと。
そして、“問題”として現れたこと自体の意図も見定めないといけない。
スタート地点から間違ってるなら、いくら考えてももったいないからね。
全体的に見れば、本書が伝える「複眼思考」自体はけっこう具体的で面白い。
この本の主義主張そぎ落とした版が欲しいなぁ。
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前回紹介した『マルクス・アウレーリウス 自省録』はこちら。
nameless-bookshelf.hatenablog.com
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