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【読書感想文】多様性の科学 (著者:マシュー・サイド)★★★★★

【この本から得たこと】

 複雑な問題に対するには根拠のある多様性が必要

 

【今後の人生につながる3つのポイント】

 ① 自分と異なる意見も目に入れる。

 ② タイプの違う知り合いを作る。

 ③ 全体をひっくり返して考える。

 

【感想後記と補足説明】

 昨今、求められている多様性とは何なのか。

 分かるような分からないような、つかみどころが難しい感じ。

 ということで、Kindle Unlimited にあった『多様性の科学』を読んでみた。

 やたら目を引くオレンジの表紙。

 読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!)

 

 

 これはめちゃくちゃ面白い!

 うむ、やっぱり一人の人間が目端を利かせられる範囲なんて、たかが知れてるな。

 本書は、複雑な問題を対処するにあたって、多様性が何故必要か

 また、どんな多様性、どんなチームにするべきかを説明。

 

 なるほど、確かに複数の目がないと盲点を相互にカバーできない。

 ただ、そのためにはある程度の知識があるというか、根拠を持った構成が必要

 とりあえず多様性だけあっても、知識がなかったら問題をカバーできないというのがしっくりきた。

 なんか、多様性多様性、って言ってるけど、その中身が大事なんだな。

 フィルターバブルがある世の中で、自分と異なる意見も目に入れていきたいもんだ。

 

 というか、タイプの違う知り合いとか見つけないとだわ。

 以前読んだ「コミュニティに参加する」みたいなとも文脈一緒かも。

 どうしても、類は友を呼ぶ的になるので、そのあたり気を付けていきたい。

 

 あと、考え方として、前提をひっくり返してみる、というのも興味深い。

 アイデア創発系で似たような話はあるけど、一定の方法論は押さえておかないとな。

 むやみやたら考えても、時間を浪費するだけだわ。

 

 他にも色々興味深かったけど、一番心に残ったのは、誰しも自分の業界だけは特別だと思ってる、ってやつ。

 なんだかんだ言いつつ、最終的には自分だけは、自分の仕事だけは特別だと思いたいというかなんというか。

 どこまでいっても、全員どこか違うし全員どこか似てるし、流用できる部分はあるはずだ。

 

 

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 前回紹介した『理系大学生の定番書 世界一わかりやすい 大学で学ぶ 物理化学の特別講座』はこちら。

nameless-bookshelf.hatenablog.com

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