【この本から得たこと】
複雑な問題に対するには根拠のある多様性が必要
【今後の人生につながる3つのポイント】
① 自分と異なる意見も目に入れる。
② タイプの違う知り合いを作る。
③ 全体をひっくり返して考える。
【感想後記と補足説明】
昨今、求められている多様性とは何なのか。
分かるような分からないような、つかみどころが難しい感じ。
ということで、Kindle Unlimited にあった『多様性の科学』を読んでみた。
やたら目を引くオレンジの表紙。
(読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!)
これはめちゃくちゃ面白い!
うむ、やっぱり一人の人間が目端を利かせられる範囲なんて、たかが知れてるな。
本書は、複雑な問題を対処するにあたって、多様性が何故必要か。
また、どんな多様性、どんなチームにするべきかを説明。
なるほど、確かに複数の目がないと盲点を相互にカバーできない。
ただ、そのためにはある程度の知識があるというか、根拠を持った構成が必要。
とりあえず多様性だけあっても、知識がなかったら問題をカバーできないというのがしっくりきた。
なんか、多様性多様性、って言ってるけど、その中身が大事なんだな。
フィルターバブルがある世の中で、自分と異なる意見も目に入れていきたいもんだ。
というか、タイプの違う知り合いとか見つけないとだわ。
以前読んだ「コミュニティに参加する」みたいなとも文脈一緒かも。
どうしても、類は友を呼ぶ的になるので、そのあたり気を付けていきたい。
あと、考え方として、前提をひっくり返してみる、というのも興味深い。
アイデア創発系で似たような話はあるけど、一定の方法論は押さえておかないとな。
むやみやたら考えても、時間を浪費するだけだわ。
他にも色々興味深かったけど、一番心に残ったのは、誰しも自分の業界だけは特別だと思ってる、ってやつ。
なんだかんだ言いつつ、最終的には自分だけは、自分の仕事だけは特別だと思いたいというかなんというか。
どこまでいっても、全員どこか違うし全員どこか似てるし、流用できる部分はあるはずだ。
↓↓↓ ランキング参加中! 清き1クリックお願いします! ↓↓↓
前回紹介した『理系大学生の定番書 世界一わかりやすい 大学で学ぶ 物理化学の特別講座』はこちら。
nameless-bookshelf.hatenablog.com
(読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!)
↓↓↓ ランキング参加中! 清き1クリックお願いします! ↓↓↓