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【読書感想文】ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか(著者:酒井 隆史)★★★★★

【この本から得たこと】

 仕事への信奉が無駄を増やし、真の価値を圧迫

 

【今後の人生につながる3つのポイント】

 ① クソどうでもいい仕事の存在を認める。

 ② 経済学を歴史的に学ぶ。

 ③ エッセンシャルワークを考える。

 

【感想後記と補足説明】

 Kindle Unlimited を見てみて、気になりすぎる本を見かけた。

 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』。

 だいぶ攻めたタイトルだが、読まずにはいられない切り口。

 読書感想文カテゴリーでは他にもいろんな本をご紹介!)

 

 

 うわー、これ、めちゃくちゃ面白いな。

 ただ、同時にホラー並みに怖すぎる。

 「そんなバカな」というより「そんな気はしてた」って感想なのが余計恐ろしい。

 もうちょっと、世の中、上手く回らないもんかね。

 

 何より、仕事は尊い、という幻想というか信仰が蔓延してるのは分かるわ。

 それが自分の中にもあるのが分かるのが、さらに怖さが倍増する。

 まずは、この『クソどうでもいい仕事』というものが、存在すること自体を認めるとこから始めないとな。

 

 というか、経済学について、政策も含め、歴史的に学んでみようかな。

 それぞれが言ってることにはどれもある種の正しさを感じるのに、辿り着いたのがこの状況。

 確かに、陰謀論とかそういう話ではなく、集団意識の細かい選択の集合。

 経緯を知ることで、もっと厚みを持って感じられると思う。

 

 あと、エッセンシャルワークについても考えておかないとな。

 コロナ全盛期の話はそのとおりというか、あれはあれで見えたものがある。

 にもかかわらず、すでに忘れ始めているような。

 どうでもいい仕事の視点から、どうでもよくない仕事とは何なのかを見極めるか。

 

 うーむ、全体を通して、筆者のポジションがあるから鵜呑みにはできないが、感覚的には納得感が強い。

 個人的に、「楽して稼ぎたい」は共通認識でいいと思うんだけどな。

 単に「暇で責任もなくて、金はもらえるけど無価値な仕事」が「楽じゃなかった」ってだけな気がする。

 

 

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 前回紹介した『頭のいい人が問題解決をする前に考えていること』はこちら。

nameless-bookshelf.hatenablog.com

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